支援者の皆さま、ご挨拶させていただいた皆さまへ
昨年秋に外国人の入国制限が解除されたことにより、新たに来日する難民の方が急増し、現在も多くの方が難民支援協会(JAR)に来訪しています。支援事業部の新島より、現在の支援の様子をお伝えします。
2022年の10月までと比較すると、JARに来訪する現在の相談者数は以前の2倍から3倍に増えています。1日の来訪者数が30人に及ぶ日もあり、相談にみえた方の受付、ランチや食料の提供、シェルターや病院への同行などのあらゆることを部署を越えてスタッフ全員で対応しています。
現在もコロナ感染拡大予防の体制を継続しているため、JAR事務所での相談時間は11時から16時までとしてはいますが、朝9時過ぎにはすでに来訪される方もあり、遅い時間まで相談を受けたりするという毎日が続いています。
続きを読む
急増する難民の方々への支援も、皆さまからのご寄付のおかげで続けることができています。困難な状況にある難民の方々に心をお寄せいただき、多くのご支援をいただきましたことに心より感謝申し上げます。

【この冬の支援実績】(2022年12月1日~2023年2月28日)

・事務所や収容所等での相談件数 606 件 
・リモートでの相談件数 745 件 (オンラインビデオ通話、電話やメールによる相談・支援)
・シェルター・宿泊費提供件数 93 人 (期間前からの入居を含む)
・物資の宅配数 147 件 

【いただいたご支援*】
・ご寄付の総額:26,423,983 円(1,237 件) 
*冬の寄付の案内開始(2022年11月15日)から2023年2月28日まで
なお、同期間にいただいた一部の大口寄付を除きます。

いただいたご寄付をもとに、難民の方々への直接支援のほか、 政策提言や広報活動など、当会の事業全体に取り組んでいます。

入管法改正案の問題を伝えるTwitterキャンペーン
「#難民の送還ではなく保護を」開催中です


法案への懸念など多くの声をお寄せいただき、ありがとうございます。
皆さま寄せられた声は議員に報告し、反対の声があることを国会に届けています。ウェブサイトでも一部ですが掲載しています。そのなかからご紹介します。
国連から人権に関する問題を指摘されても応じない国、この国が難民鎖国から抜け出せるよう、難民支援協会の活動を支持します。
いろんな人種の人がそれぞれの人権を守られながら、家族と共に幸せを目指せる国になるには。まずはここから、保護を必要としている人を守る。
他の先進国ではとっくに難民認定されて新しい人生を歩めていただろう方々が、日本では不認定、在留資格を失い犯罪者扱い。無期限収容下で傷つき時には死ぬまでの扱いを受ける。あまりにおかしい。
キャンペーン期間は3/31までとしていましたが、引き続き、皆さまからの声をお待ちしております。発信も続けていきますので、ご注目ください!
※Twitterで #難民の送還ではなく保護を をつけて投稿してください。メールマガジンへの返信でも受け付けております。
JARのTwitterはこちらから
Twitter
Instagram
Facebook
Website
認定NPO法人 難民支援協会
〒101-0065 東京都千代田区西神田2-5-2 TASビル4階
TEL:03-5379-6001 FAX:03-5215-6007 info@refugee.or.jp
Office Hour:10:00-18:00 (休日:土日祝)

配信停止