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パートナーズ通信
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弁護士法人パートナーズ法律事務所ニュース

2016年06月30日配信号

 当事務所では、事務所の顧問先、取引先、名刺交換をしたみなさまに、月1回、事務所の近況や企業経営と市民生活に役立つ情報を提供するためメールでニュースを配信させていただきます。
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 日常生活で起こりうる法律問題等、皆様に役立つ情報の掲載に努めて参りますので、最後までお読みいただければ幸いです。

>>INDEX
1. 事務所セミナー(6月28日報告、写真)(片岡)
2. 米国人に対する違法捜査について国家賠償請求訴訟を提訴しました(田畑)
3. アジア太平洋法律家会議(COLAPⅥ 6月17日~19日 ネパール・カトマンズ)に参加して(磯部)
4. 日本ペンクラブ会内勉強会「イスラムと戦争」に林純子弁護士が講師として参加します(原・林)

1 事務所セミナー(6月28日報告、写真)(片岡)


 6月28日,事務所ニュース5月号でご案内致しました「定年後再雇用の賃金差別は違法!~5.13東京地裁判決緊急学習・懇談会」を当事務所にて開催し,企業経営者,社会保険労務士の方など多数の人にご参加頂きました。

 この学習会でとりあげた判決は,運送会社を定年退職したトラック運転手3人が,同社に再雇用され,有期雇用労働者となったが,定年前と同様に運転手の業務に従事していたにもかかわらず,正社員である無期雇用労働者との間に不合理な労働条件の相違(賃金格差)があるとして定年前と同じ賃金を支払うように求めた裁判で,東京地方裁判所が,賃金の切り下げは労働契約法20条に違反するとして,差額賃金支払い等を命じたものです。

 この判決は,労働契約法20条違反を認める初めての司法判断であり,また,高齢者雇用安定法に基づき定年後の再雇用制度を導入している企業にとっても自社の制度の再検討を求められるものであり,翌日の朝日新聞の一面にて報道されるなど,社会的に高い関心を集めました。

 勉強会では,関係法令や裁判例の説明,判決内容や判決の射程の分析,経営者として行うべき今後の対応等の話をするともに,最近話題となっている「同一労働同一賃金」の考え方についても検討・討論を行いました。

 懇親会も含めて,参加して頂いた方から積極的な質問や意見を頂き,とても有意義な場になったと感じています。(片岡)

2 米国人に対する違法捜査について国家賠償請求訴訟を提訴しました


 6月23日、東京都内に在住するアメリカ国籍の40代の男性を原告とする国家賠償請求訴訟を東京地方裁判所に提訴しました。この男性は、日本人の妻及び子を乗せた車をコインパーキングに駐車したところ、外国人であると認めた警視庁池袋警察署所属の警察官らから、何ら犯罪の嫌疑がないのに違法な職務質問を受け、令状のないまま許可なく車内を捜索された上、警察署に連れて行かれ謝罪文を書くよう強要されました。本件は、警察官らが、原告が外国人であるというだけで薬物犯罪等に関わっていると疑ったことから引き起こされた人権侵害事件であり、背景には根強い外国人に対する差別、偏見の問題があります。

 外国人に対する差別は、日本も批准している人種差別撤廃条約が禁止する人種差別であり、本件警察官らの行為は国際法上も許されない違法な行為です。原告は、日本の警察官らが、原告に対して行った違法捜査等を反省し、外国人に対する差別のない社会にしてほしいと望んで提訴に踏み切りました。

 弊事務所は、本件訴訟を機に、日本における外国人に対する対応を見つめ直し、東京オリンピックに向けて来日数の増加が予想される外国人に対する差別的対応を根絶することができればと思います。(田畑)

3 アジア太平洋法律家会議(COLAPⅥ 6月17日~19日 ネパール・カトマンズ)に参加して 


 6月17日から19日まで、ネパールの首都カトマンズで、第6回太平洋法律家会議が開催されました。

 4年に一度のこの会議には、開催国ネパールはもとより、マレーシア、韓国、北朝鮮、日本、フィリピン、バングラディッシュ、パキスタン、オーストラリア等の法律家、大学教員等が集います。そして、世界の平和、経済、人権、民主主義のテーマについて、各国の現状や法律家の取り組みを紹介しあいました。

 私は、現在取り組んでいる原発訴訟について被害の実態を含めて報告する機会を得ました。日本が直面している問題を伝えることにより、日本の法律にまつわる問題を世界的視野から捉え直すことができたように思います。また、会議を通じて、様々な困難な状況に立ち向かっている他国の弁護士の活動状況を知ることができました。

 この会議には、ネパールの首相の出席と挨拶もありました。しかし、開催にあたっては、その政治的な立場等から種々の困難があったようです。そうした意義深い会議に参加できたことに感謝しつつ、"今後は少しでも世界の平和に貢献できる活動ができれば"と思いました。同時に"他国の法律家との間で感じた連帯の喜びを大切にしていきたい"という思いがより強くなりました。(磯部)

4 日本ペンクラブ会内勉強会「イスラムと戦争」に林純子弁護士が講師として参加します


 イスラム教とは?イスラム国とは?

 戦争やテロと結びつけて語られがちなこの宗教や信者(ムスリム)の本当の姿と中東の状況についての学習会です。

日 時 :2016年7月11日(月)午後4時~午後6時
会 場 :日本ペンクラブ3F会議室
申込制 :40名(申し込み先着順)
対 象 :ペンクラブ会員及び同伴者歓迎
参加費 :500円
講 師 :常岡浩介さん(ジャーナリスト)
     イスラム国に入り、実態を見てきた数少ないジャーナリスト。ロシアチェチェンでは、イスラム教徒ゲリラに2ヶ月間拘束され、釈放された経験を持つ。
     著者:『イスラムとは何か』(2015年 旬報社)
        『ロシア 語られない戦争 チェチェンゲリラ従軍記』(2008年 旬報社)
サブ講師:林純子さん(弁護士法人パートナーズ法律事務所・弁護士)
     イスラム教徒。外国人ローヤリングネットワーク(LNF)事務局、全国難民弁護団連絡会議、ハマースミスの誓い、ムスリム違法捜査弁護団等で活動。

*参加には、日本ペンクラブの会員の紹介・同伴が必要です。ご参加を希望される方は、当事務所の原和良、林純子までご連絡ください。

原和良、林純子への御連絡はこちらから:http://p-law.jp/#contact-section

*事務所では、ホームページで、法律コラム(月一回)の他、となりの弁護士(原和良)、磯部たなの漫遊記(磯部たな)、とある弁護士の独り言(菊間龍一)など各所属弁護士のコラム・ブログを掲載しておりますので、こちらもぜひご覧ください。


弁護士法人パートナーズ法律事務所ニュース 2016年06月30日配信号

○発行:弁護士法人パートナーズ法律事務所 東京都豊島区南大塚3-36-7 T&Tビル4F
○発行人:
弁護士法人パートナーズ法律事務所ニュース運営事務局
○お問い合わせ TEL:03-5911-3216 E-mail:info@p-law.jp


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