Copy
パートナーズ通信
ブラウザで読む方はこちらから

弁護士法人パートナーズ法律事務所ニュース

2016年07月31日配信号

 当事務所では、事務所の顧問先、取引先、名刺交換をしたみなさまに、月1回、事務所の近況や企業経営と市民生活に役立つ情報を提供するためメールでニュースを配信させていただきます。
 事務所ニュースの配信を希望されない方は、下記のアドレス宛に、配信解除のご連絡を頂きますようお願いいたします。

⇒配信解除

 日常生活で起こりうる法律問題等、皆様に役立つ情報の掲載に努めて参りますので、最後までお読みいただければ幸いです。

>>INDEX
  1. 所沢市保育園「育休退園」訴訟
  2. ムスリム全員を監視下に置くという捜査は適法だとする判決と、日本ペンクラブ平和委員会での講演会について
  3. 粂井弁護士のバンコク駐在記
  4. 弁護士田畑智砂が、東京弁護士会のお芝居「もがれた翼パート23・学びの切符」に出演いたします
  5. 東京中小企業家同友会渋谷支部の平和例会で、原和良弁護士がファシリテーターを務めます

1 所沢市保育園「育休退園」訴訟


 所沢市保育園「育休退園」訴訟の終了に伴い、記者会見を行いました。

 2016年7月14日、所沢市立中央公民館にて、一連の所沢市保育園「育休退園」訴訟の終了に伴い、この訴訟を継続的に支援してきた「安心して子育てできる街にしたい!!会」(※1 下記URL参照。)のメンバーと共に当事務所の北弁護士・磯部弁護士が記者会見を開きました(※2、※3、※4)。
※1 https://www.facebook.com/anshin.kosodate.tokorozawa/
※2 http://www.sankei.com/life/news/160714/lif1607140044-n1.html
※3 http://www.saitama-np.co.jp/news/2016/07/15/07.html
※4 http://www.tokyo-.co.jp/article/saitama/list/201607/CK2016071502000190.html?ref=rank

 2015年4月1日に施行された所沢市保育園「育休退園」制度により退園処分を受けた児童について、さいたま地方裁判所は、2015年9月29日に1件、同年12月17日に2件、合計3件の執行停止決定を下しました。

 上記執行停止決定を受け、3名の児童は保育園への通園を再開していましたが、2016年5月までに、保護者の育児休業が終了し、復職するのに伴い、保育園入園申請を行ったところ、上記3名の児童について入園が承諾されることとなりました。

 この保育園入園承諾決定により、上記3名の児童については2016年4月以降の保育園通園が確実となり、上記の所沢市保育園「育休退園」訴訟を継続する意義が消滅したため、訴訟を継続することによる各家庭の負担も踏まえ、訴訟を取り下げるという判断をしました。

 「育休退園」制度により退園処分となった児童3名については、上記執行停止決定により、すぐに保育園に戻ることができ、元の保育園生活を取り戻せたという側面においては、本訴訟は原告の実質的な勝利であると確信しております。他方で、所沢市は、今後も「育休退園」制度を継続するとの意向を示しており、問題がすべて解決したわけではありません。

 今後も、当事務所は、「安心して子育てできる街にしたい!!会」のメンバーをはじめ、保育分野の研究者、保育関連諸団体とも協力しながら、所沢市保育園における「育休退園」制度撤廃を目指し、活動を続けていきます。

2 ムスリム全員を監視下に置くという捜査は適法だとする判決と、日本ペンクラブ平和委員会での講演会について



 2010年に警視庁公安部外事第三課のテロ捜査情報がインターネット上に流出した事件で、かねてより最高裁判所に係属していた国と東京都の責任を問う国家賠償訴訟上告審ですが、今年の5月31日、最高裁判所は上告を棄却しました。そして、情報の流出の違法性は認めるものの、ムスリム全員を監視下に置くという捜査は適法だとする判決が確定しました。この事件については法律コラムで詳しく書く予定でいますので、ご興味のある方はご覧ください。

 日本の報道では情報流出の違法性を認めた判決が確定というニュアンスで小さく報道されただけでしたが、海外の報道機関では最高裁がムスリムを監視することを認めたという方向での報道がなされました。アルジャジーラ(英語)では私のコメントも取り上げられています。(http://www.aljazeera.com/news/2016/06/top-court-green-lights-surveillance-japan-muslims-160629040956466.html

 この件に関連し、7月11日に日本ペンクラブ平和委員会で、ジャーナリストの常岡浩介さんとともに「イスラムと戦争」という講演会をさせていただきました。常岡浩介さんは自ら現地で取材されたご経験をもとに、現在のイスラーム圏における紛争についてお話しされ、私は「ムスリムが本当に考えていること」との副題で、イスラームの基本知識及び一般ムスリムの意識調査の分析結果についてお話させていただきました。また、7月23日には滋賀県彦根市にあるミシガン州立大学連合日本センターで「日本でのイスラーム」と題して、日本に住むムスリムがどのような状況に置かれているのかについて、日本語と英語でそれぞれ講演をしました。

 ムスリムに対する監視は人権を大きく侵害するものである一方、テロ予防として効果がないことが明らかになっているため、欧米諸国では既に中止されています。今後オリンピック等を見据えて政府がどのような対応をとるのかについて注目していきたいと思います。

文責:林

3 粂井弁護士のバンコク駐在記


 バンコクに来て早くも4か月が経過しました。私が着任した頃はタイが1年で最も暑い時期で、毎日毎日すさまじい暑さに圧倒されていましたが、現在は雨季のため、だいぶ涼しくなりました。ただし、毎日必ずと言っていいほど一時的に豪雨になるため、時々一歩も外に出られなくなります。

 こちらでは、タイ人弁護士たちとも仲良くなりました。当初、タイ人は飲みに行く文化がないのかな、寂しいなと思っていたのですが、お酒が好きな人はいっぱいいて、しかも弁護士は英語も喋れる人が多いので、最近は彼らと飲みに行く機会が多くなりました。

 何かの拍子に、タイは「微笑みの国」だって聞いたけど、本当にそうなのかみたいな質問をしたときに、「その辺のタイ人は英語で喋りかけられても理解できないから、笑ってごまかすだけだよ」とか、「口には思ってることを出さないで笑っているだけでも、内心では何考えているかわからないよ」といったことを言っていて、随分冷めた考え方をしているなあ、というか、それって日本人と同じだなあと面白く感じました。

 一方で、タイには日本が大好きな人たちがたくさんいて、私よりもよっぽど日本の色々な場所に旅行に行ったり、美味しいレストランや寿司屋に行ったことがある人や、日本に仕事や留学で住んでいたことがある人、これから行こうと目指している人などによく出会います。そういう人たちは、日本の文化や日本食、日本人の礼儀正しさ、綺麗な街並みなどが好きだといったことを口にします。確かにその通りだと思うし、とても嬉しく、また誇らしく感じますが、同時に、日本人こそ裏で何考えているか分からない人多いけどなあ、と思ったりもします(笑)。

 いずれにしても、自分たちの認識している国民性と、外から感じる国民性には多少なりともギャップがあるのは事実ですね。

4 弁護士田畑智砂が、東京弁護士会のお芝居「もがれた翼パート23・学びの切符」に出演いたします


 「もがれた翼」は、子どもを取り巻く問題を広く市民の皆さんに知っていただくことを目的としたお芝居です。1994年の子どもの権利条約批准を機に始まり、今年で23年目になりました。子どもの権利擁護活動に力を入れている東京弁護士会の弁護士と、中学生から大学生までの有志の子どもたちが、役者として出演します。23年間、毎年たくさんの方々に観劇いただき、ご好評をいただいてまいりました。

 今年は、「貧困連鎖と教育格差」「教育虐待」をテーマにお送りします。親の経済的貧困から教育の機会を与えられずに、低学力・低学歴とならざるを得ず、自身が大人になっても貧困層から抜け出せない子どもがいます。こうした子どもを救おうと、「子ども食堂」をはじめとする食事の支援や、学生ボランティアによる放課後の学習支援などの活動が現在広がりつつあります。一方で、親から、教育に熱心なあまり、子どもの人格をも否定して執拗な勉強の強要を行う「教育虐待」を受け、子どもシェルターに逃げ込む子どもが後をたちません。今回のもがれた翼パート23「学びの切符」では、とある子ども食堂を舞台に、貧困による教育格差、教育の名の下での虐待、そしてそれらの連鎖を断ち切るために何が出来るのか、皆さんと一緒に考えていきます。

予約不要、無料ですので、ぜひお誘いあわせの上、ご来場ください。

日 時  2016年8月20日(土)
     16時00分開演(15時30分開場) 
※託児サービス(要予約)あり。 
場 所  文京シビックホール(大ホール)
(東京都文京区春日1-16-21 文京シビックセンター1階)
主 催  東京弁護士会

▽詳細はこちら  http://www.toben.or.jp/know/iinkai/children/

5 東京中小企業家同友会渋谷支部の平和例会で、原和良弁護士がファシリテーターを務めます


 東京中小企業家同友会渋谷支部の文化企画平和例会で「オバマ広島訪問の歴史的意義と課題」というテーマで勉強会が開かれます。原和良弁護士が、ファシリテーターを務めます。


 日 時 2016年8月15日 18:30~21:00
 場 所 東京中小企業家同友会会議室
 主 催 東京中小企業家同友会渋谷支部
 報告者 猿田佐世弁護士(新外交イニシアティブ事務局長)
 ファシリテーター 原和良弁護士(東京中小企業家同友会理事)
 

*詳しくは、ホームページを参照 http://p-law.jp/news/675/

*事務所では、ホームページで、法律コラム(月一回)の他、となりの弁護士(原和良)、磯部たなの漫遊記(磯部たな)、とある弁護士の独り言(菊間龍一)など各所属弁護士のコラム・ブログを掲載しておりますので、こちらもぜひご覧ください。


弁護士法人パートナーズ法律事務所ニュース 2016年07月31日配信号

○発行:弁護士法人パートナーズ法律事務所 東京都豊島区南大塚3-36-7 T&Tビル4F
○発行人:
弁護士法人パートナーズ法律事務所ニュース運営事務局
○お問い合わせ TEL:03-5911-3216 E-mail:info@p-law.jp


配信登録解除   登録情報更新

Email Marketing Powered by MailChimp