Copy
2022年下半期の、具体的な手段

文章の可能性を
誰よりも感じているからこそ、

一度、文章の可能性を
あきらめることも必要なのかも
しれない……。

今日はそんなお話を、
ソレナのこれからの動きとともに
お伝えしていきたいと思います。

(前回のメルマガがかなり
構成崩壊していたので今回は少し
配慮した書き方をしたいと思います^^;)





この会社、

ライティングカンパニー、
株式会社ソレナを設立したのが
2020年のことです。

文章の可能性について語る前に、
その前年の2019年の活動を少し
振り返りたいと思っています。

それがきっと、
このあとの内容理解につながると
思っているからです。




2019年、私はそれまでの
起業コンサル for 個人起業家の
サービスを完全に停止し、

ブランドエディターの肩書で、
「オウンドメディア編集室」という
サービスを展開しました。

その翌年に法人向けのサービスへ
移行したため、実質、公式に販売を
したのは一度だけで、

そのあとはゆるやかに口コミで
広がっていきつつも徐々に収束し、
現在は利用者がいない状況です。


このとき私が目指したのは、

・売上につながる執筆支援
・認知と信用を高める執筆支援
・社会と再接続させる執筆支援

の3点でした。

当時は自分自身もここまで簡潔に
言語化できていなかったので、

お客さまにもこの狙いがどこまで
正確に伝わっていたかはわかりません。

ゆえに、

この3つの狙いをきれいにすべて
実現させることも難しい状況にさせて
しまった反省もあります。


「執筆支援だけでコンサルなし。
なのに、なぜ売上が伸びるんですか?」

と質問をしてくれた方もいました。
そのロジックはこうです。


まずは、成功事例ともいえる
お客さまの成果をていねいに取材し、
それを記事にして公開しつつ

「なぜ売れるのか?」を整理し、
商品開発に反映していただく。

売れる理由を促進させることで、
さらに売上アップを図る定石です。


また、成功事例でなくても

価値観を同じくするお客さま、
またはほかの個人起業家、企業、
団体、などを取材していく。

これによりネットワークが生まれ、
それを記事にすることで可視化される。

2020年のステイホームの時期に
一部の個人起業家さんたちが

Stream Yard
などのライブ配信機能で、

自分たちのつながり・コネクション
を可視化したことがありました。

「今日は○○の分野で成功している
●●さんをお呼びして対談していきます!」

みたいのを
30日連続で実施するような、
アドベントカレンダーみたいな
取り組みが随所でありました。

認知拡大効果のほか、
●●さんと同じ考え方・価値観なら
もっとこの人の話を聞いてみたい、

という認識の変化、
パーセプションチェンジを起こす
ことも可能にしたと考えています。


そしてこれらを個人起業家の枠
だけに当てはめることなく、

もっともっと外の
世界とも接続させることで、

個人起業家の枠組みに
とらわれない活動の促進ができる。


これらを狙ったのが、
ブランドエディターとして
肩書きを新たにした、

「オウンドメディア編集室」
のサービスの根幹でした。




このサービスが1年で終了した
背景で一番大きいのは、

リリース翌年に株式会社化し、
顧客が個人から法人に移行したことです。

でも、もしもそのイベントが
なかったとしても、

「オウンドメディア編集室」は
続いていたか? と考えると、

きっと形は少し違っていただろうな
……と思っています。


ひとつは前回のメルマガで
触れたような、

法人格ではなく「個人」の声を
編集せざるを得ないシーンが必然的に
増えてしまい、

当初の狙いをストレートに果たす
ことが難しかった点。

同時に、

「オウンドメディア」の編集に
サービスを絞ってしまったことで、

価値が「ライティング記事」という
納品物に限定されてしまう懸念。

そのあたりが、お客様と1年以上
伴走する中で改善点として浮かび
あがっていたからです。


『魔法をかける編集』
著:藤本智士 発行:株式会社インプレス

によると、

ペットボトルが普及した社会で、
水筒の需要が減り、産業が衰退して
いた時期に藤本氏は、

環境のためには、使い捨ての
ペットボトルを水筒に変えるような
「インフラの変更」が重要になる!

そうビジョンをかかげ、
「マイボトル」の言葉を生み出し、
魔法瓶市場を一気に盛り上げたといいます。


そう。

メディアとは「媒介する媒体」
という意味であるため、

ブログやSNSなどのデジタルメディア
にかぎることなく、

町や施設、モノもまたメディアなのです。


オウンドメディア編集室は、

個人起業家のための
ブランドエディターの活動は、

本来はその役割を果たすことが
最大の目的でした。

それを
「記事を書くだけのライター」

という認識(パーセプション)を
作ってしまったのは、私の最大のミス
だったなと反省があり、

もし2回目の販売があれば、
きっとそこを改善してリリースして
いただろうなと思います。


なぜこんな話をいまここで
しているのかというと、

2022年の下半期でソレナが
目指す方向性こそがまさに、

この、あらゆる媒体、

広義でのメディアを編集する
ポジションでのライティングに
なってくるからです。

(※法人向けサービスとして)

 
文章・ライティングの限界とは

ここまで「編集」という表現で
いくつかの事例や過去の取り組みを
紹介してきました。

でも、こう思った人もいると思います。

それって……
ブランディングの仕事に近い?
いや、マーケティング……?

みたいな感覚です。


ざっくりと今回の「編集」を
説明するとすれば、

あらゆるものを「メディア」
として広く定義し、

それを編集して、価値を再定義し、
普及・インフラ化させる活動。

みたいな感じでした。


ライターの仕事といえば、
「想いをカタチにする仕事」
「魅力を引き出して伝える仕事」

という側面を語る方が多いと
私は印象を持っているのですが、

それが編集者になると、

「価値の再定義とインフラ化」
みたいに付加価値を出す領域が
変わってくるのです。


これはデザインの領域なら
ブランディングという表現になり、

マーケティングの領域なら
●●マーケティングという手法になり、

広報やPRの領域だと
ナラティブなアプローチと表現
することがあるかもしれない。

これがライティング領域だと
「編集」と呼ばれているだけ、
というだけで。


ただ、

同じようなことをしていても
ニュアンスに違いはあると感じる
ことが多いです。


文章・テキストコミュニケーション
に重きを置く会社であれば

Wantedlyが真っ先に浮かびますし、
その次にはSUISEI.inc が浮かびます。

The Breakthrough Company GO
もしかするとそうかもしれない。


いすれにしても、
「編集」の領域であればできることが
「文章」に比べて圧倒的に増える。

ここに、やはり「文章」の限界を
感じる瞬間があるのです。


文章を扱うプロフェッショナルは、
編集のプロフェッショナルとは
思われていないのが現実。

実際にフリーライターの多くは
クライアントからの依頼に応えて
記事を作成することが多く、

こまかなディレクションに応じて
要望通り、期待超えの記事は書くものの
その社会的評価は大きくは上がらない。

単純に、ライティングそのものに
予算が割かれることは少ない現実があるのです。




そこを打開するかのように、

「インハウスエディター」という
表現が2015年頃でしょうかね、
SNSでも聞こえるようになりました。

有名なのが、当時のWantedlyで
インハウスエディターをされていた
加勢犬さんです。

広告コンテンツの企画・制作から
外部メディアでの連載、ebookの制作、

事例取材や新規プロダクトの
新規特集企画などをベースにしつつ

アプリ内の
ニュースフィードグロースや
サイトのUXライティング、

大規模イベントのネーミング/
コンセプト開発なども手がけました。


その後の転職先であるツクルバでは
クリエイティブディレクターとして
採用されて活躍されているので、

私はインハウスエディターとは、
デザインもコーディングもできないけど

クリエイティブ全領域の統括に、
文字だけで果敢に飛び込む猛者なの
かなと思っています(良い意味で)。


だからソレナは、

本来インハウス(社内)で
やっていたことを外部から支援する
という無茶なことに挑戦する必要がある、

と思っています。
でもそれは先に述べた、

ブランドエディターとしての
『オウンドメディア編集室』の提供と
ほとんど内容・価値は変わりません。


ふつうはマーケティング部の部長が
考えるシナリオや、

クリエイティブディレクターが
統括する仕事、PR担当者が描く
ナラティブの戦略の

「ことば」の部分だけを横断的に
担うようなポジションに、外部から支援
することなんて、可能なのか?

みたいなところはあるので、
かなり模索しながらではありますが。。

でも、文章の価値を最大化するには、
一度そこまで踏み込まないといけない。

そんなふうに今は思っているんです。




そしてもうひとつ、
補足的であり超重要事項として、

ソレナメディア(伝統文化取材)の
活動が事業コアとして活きるのでは、
みたいなことを考えています。

コンセプトは
「伝統から考える未来の消費文化を考察する」

なのですが、
これがまさに私が考える「編集」の
答えに近いのです。


もし400年先も残る普遍的なものを
作り上げようと思ったらどうすべきか?

多くの人は400年先を想像しますが、
正しくは400年昔を想像し、

そこに在っても違和感なくたたずむ
モノづくりをすることが普遍につながる、
みたいな文章に先日出会ったんですね。


伝統にたずさわる方々は、
ただ伝承のためだけに不変的に
目の前と向き合っているのではなく、

400年昔にあっても違和感なく、
400年先であっても違和感のない、

そんな本質的な「編集」をしている
方々なのかもしれない。

そう考えると、ここまでやってきた
あらゆる活動がつながる気がするんです。




これからソレナは
メディアを広義に捉え、編集し、
400年先も残る体験・価値を創出する。

それをこまやかに表現し、伝える。
そのための文章を紡ぎ出していく。

ソレナとしての文章をまっすぐに
提供していくには、編集からちゃんと
入っていかなくちゃいけない。

そんなことをここのところ、
ずっと考えてきました。




最後に私が感じていることを
ちょっとだけ触れたいのですが、

ここまで書いたことは、
マーケター視点やデザイナー視点で
すでに各企業が実践していることです。

ただ、価値観というかマインドの
問題になってくるのかわかりませんが、
そのスタイルはまったく異なります。
(と私は感じています)


たとえば目の前に
「紅茶の茶葉」があったとして、

それをどう「編集」するかは、
マーケターとデザイナーでかなり
違ってくる気がしませんか?

かなりニュアンス的な話ですが、
きっとPRパーソンの場合も出版社の
編集者でも提案が変わると思ってます。


ソレナはその点でいうと、
じつは「出版社」的なゴリゴリの
文字の世界というよりは、

広報・PR側の視点からナラティブを
描くことに力を入れてきました。

出版社(パブリッシャー)の
マインドセットは正直わからなくて。

以前、サイバーエージェント社が
SF作家を招いてのワークショップを
実施したことがあったんですよね。

デザイン思考ならぬ、
SFプロトタイピングって取り組みで。
(参照: https://wired.jp/branded/2021/06/07/sci-fi-prototyping-cyber-agent-ws/

もしこういう方向性だとしたら、
やっぱり独特ですよね。専門性が
めちゃくちゃ高いというか。


私自身は、出版社を経験してないし、
デザイナーでもPRパーソンでもない。
当然マーケターでもない。

物流部の倉庫でフォークリストに
乗っていた人間が、起業塾に通った
ことをきっかけに独立したような

徹底的なたたき上げですし、
あえていうならば自己啓発畑に近い。

ゆえに情報商材屋とも近かったし、
ネットビジネスの世界で闇落ちもしかけた。

ほんとにゼロからやるしかなかった。


もがいていきますし、
もし同じようなことを思う人がいれば
一緒にもがいていきましょうって、

そんなメッセージを最後に
投げかけたいと思います。


前回のクルミドコーヒーさんの
ツイートを引用した余波ですが、

「そうまでして、続けたいと思わない」
って、現実と理想に葛藤があっても、

たぶん、
特にこのメルマガ読者さんの多くは、

「でもこの道じゃなきゃ、生きる意味がない」
って思ってるんじゃないかなと思います。


そういう気持ちを大切にしたいし、
共感できる自分でもありたい。


ソレナは2022年の下半期、

ライティングの会社として次の
ステージに進むため、「編集」の
領域にも踏み込んでいきます。

そこでソレナらしい案件をつくり、
ライターさんに還元して、一緒に
いい文章を紡いでいきたい。

大変なことも多いと思うけど、
楽しい未来も多そうな予感がする!
(って、しいたけさんが言ってた!笑)


本日も長文にお付き合いいただき
どうもありがとうございました!

また次回、お会いできれば幸いです。

 
note を読む
Twitter
Facebook
Website
Copyright © Solena Co., Ltd. All rights reserved.